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平成30年度JA共済総研セミナー
農業と福祉の連携(農福連携)による新たな共生と地域コミュニティの創出
- ~多様性を受容する社会を目指して~
ジャンル | タイトル | 執筆者 | 掲載ページ |
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『農業と福祉の連携(農福連携)による新たな共生と地域コミュニティの創出』の刊行にあたって [PDF 617KB] | 調査研究部長 小室 文昭 |
2P〜5P | |
セミナー当日の模様とともに、障がい者が農業に取り組むということや、本セミナーの副題にある「多様性」という言葉の意味合いについて振り返ります。 | |||
開会挨拶・来賓挨拶 [PDF 712KB] | 理事長 内藤 邦男 農林水産省 農林水産事務次官 末松 広行 |
14P〜21P | |
開会挨拶では、JA共済総研セミナーの開催趣旨をお話ししています。来賓挨拶では、農福連携の取組みが広がることにより、農業経営や地域づくりにプラスにはたらく可能性について言葉をいただいています。 | |||
情勢報告 | 農福連携の広がりと期待 [PDF 1.6MB] | 濱田 健司 | 24P〜37P |
農業における労働力不足と、障がい者の新たな就労の場の開拓という、両者の課題解決を背景に発案された農福連携については、農業・障がい者福祉にとどまらない広がりを見せています。その現状と可能性について報告します。 | |||
行政報告① | 農林水産省における農福連携施策 [PDF 1.5MB] | 農林水産省 農村振興局 農村政策部 都市農村交流課 課長補佐 富所 康広 |
38P〜46P |
農業サイドからみた農福連携の背景と、農林水産省の施策のうち、社会福祉法人等による福祉農園の整備や、農業経営体が障がい者等を受け入れるにあたっての支援事業「農山漁村振興交付金(農福連携対策)」を中心に報告します。 | |||
行政報告② | 厚生労働省における農福連携の推進に向けた取組みについて [PDF 1.5MB] | 厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部 障害福祉課 課長補佐 石井 悠久 |
47P〜55P |
厚生労働省では都道府県に対する支援事業「農福連携による障がい者の就労促進プロジェクト」を通じて取組みの後押しをしています。農林水産省をはじめ関係機関と連携し、障がい者の就労拡大を図るための施策について報告します。 | |||
事例報告① | (社福)白鳩会の農福連携と過疎地域農業・社会における取組み [PDF 1.1MB] | 社会福祉法人白鳩会 常務理事 中村 邦子 |
56P〜66P |
福祉サイドの取組みとして、社会福祉法人白鳩会(鹿児島県南大隅町)による、農事組合法人と協力した大規模農業や、アンテナショップ・レストラン経営による六次産業化、ボランティア活動を通じた地域貢献の実践について報告します。 | |||
事例報告② |
障がい者雇用をきっかけに見えてきた農業活性化のヒント ~ユニバーサル農業の可能性~ [PDF 1.4MB] |
京丸園株式会社 代表取締役 鈴木 厚志 |
67P〜80P |
農業サイドの取組みとして、京丸園株式会社(静岡県浜松市)による、農業経営力の強化と農業経営における幸せの追求を目的とした障がい者が働きやすいよう都度作業改善を図る「ユニバーサル農業」の実践について報告します。 | |||
事例報告③ |
「障がい者と農業者の架け橋として」 香川県における農福連携の現状と展望 [PDF 1.4MB] |
特定非営利活動法人香川県社会就労センター協議会 コーディネーター 阿部 隆弘 |
81P〜91P |
農業と福祉をつなぐNPO法人として、香川県社会就労センター協議会による県・JAと連携した「共同受注農作業システム」の構築と、障がい者の自立に向けさらなる工賃向上を目指す取組みについて報告します。 | |||
シンポジウム | 農業と福祉の連携(農福連携)による新たな共生と地域コミュニティの創出 ~多様性を受容する社会を目指して~ [PDF 1MB] | 94P〜113P | |
農福連携を実践する農業・福祉サイドの事業者、両者をつなぐコーディネーター、障がいを持った当事者が登壇し、障がい者が農業に取り組むにあたっての留意点、障がい者が農業に取り組むことで生じる変化について語り合います。 | |||
あとがき | JA共済総研セミナーを振り返って [PDF 640KB] | 濱田 健司 | 116〜120P |
JA共済総研セミナーを振り返り、本セミナーの意義と特徴、セミナー終了後の農福連携の広がり、今後の期待について述べています。 |
文責 調査研究部