平成29年度JA共済総研セミナー特集号(2018年8月)
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平成29年度JA共済総研セミナー
超高齢社会における地域の対応と若者の還流による効果を求めて
- ~対馬市における地域包括ケアと域学連携の取組みより~
ジャンル | タイトル | 執筆者 | 掲載ページ |
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『超高齢社会における地域の対応と若者の還流による効果を求めて』の刊行にあたって [PDF 676KB] | 調査研究部長 小室 文昭 |
2P〜5P | |
セミナー当日の模様を振り返りつつ、特に本セミナーで「若者の還流」と「地域包括ケア」という一見関連がないと思われる二つの要素をテーマとして取りあげた経緯について説明します。 | |||
開会挨拶 [PDF 693KB] | 理事長 内藤 邦男 |
14P〜19P | |
JA共済総研セミナーの開催趣旨と、セミナーのテーマに「若者の還流」を掲げた背景についてお話しします。 | |||
現地報告① | 対馬市の現状と取組みについて [PDF 1.5MB] | 対馬市長 比田勝 尚喜 |
20P〜31P |
長崎県対馬市では持続可能な社会「自立と循環の宝の島」を目指し、「ひとづくり」、「なりわいづくり」、「つながりづくり」、「ふるさとづくり」に挑戦しています。その現状を報告します。 | |||
現地報告② |
地域包括ケアの現場から 〜アグリパークプロジェクト〜 [PDF 1.4MB] |
対馬市医療統括官 対馬市いづはら診療所 所長 桑原 直行 |
32P〜47P |
対馬市における「つながりづくり」の実践として、地域包括ケアシステムの構築と、耕作放棄地を活用し世代間交流や固有種の保護に取り組む「アグリパークプロジェクト」について報告します。 | |||
現地報告③ | 未来の人財育成に果たす域学連携の役割 [PDF 1.7MB] | 対馬市しまづくり推進部 市民協働・交通対策課 主任 (現・しまの力創生課 係長) 前田 剛 |
48P〜63P |
対馬市における「ひとづくり」の実践として、島内学校におけるESD(持続可能な開発のための教育)と、島外から人財を受け入れる「島おこし協働隊」、「域学連携」の取組みについて報告します。 | |||
基調講演 | 超高齢社会における地域の対応と若者の還流による効果を求めて [PDF 1.1MB] | 医療経済研究・社会保険福祉協会 医療経済研究機構 所長 年金シニアプラン総合研究機構 理事長 西村 周三 |
64P〜75P |
対馬市からの3つの報告を受け、全国的にも出生率が高いにもかかわらず人口流出の進む当市における「地域包括ケア」のあり方や、若者の定着のために必要な事柄などについて解説します。 | |||
シンポジウム | 超高齢社会における地域の対応と若者の還流による効果を求めて ~対馬市における地域包括ケアと域学連携の取組みより~ [PDF 5.5MB] |
<登壇者> ・桑原 直行(前掲) ・前田 剛(前掲) ・西村 周三(前掲) 当研究所 ・内藤 邦男(前掲) 調査研究部 ・主席研究員 川井 真 ・研究員 髙木 英彰 |
78〜105P |
対馬市における「地域包括ケア」と「域学連携」という異質の取組みが、大学生等若年層の参加によってどのような相乗効果を生んだのか。報告者と講演者、当研究所の関係者が、今後の展望も併せて議論します。 | |||
あとがき | JA共済総研セミナーをふりかえって [PDF 925KB] | 川井 真(前掲) | 108P〜115P |
JA共済総研セミナーを振り返り、対馬との縁、人々とのつながり、当研究所のアクションリサーチの取組みなどについて述べています。 |
文責 調査研究部