共済総合研究 Vol.76(2018.3)
ジャンル | タイトル | 研究者(窓口) | 掲載ページ |
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提言 | 超高齢社会に向き合う [PDF 973KB] | 専務理事 永吉 直人 |
2P~5P |
人口減少・高齢化が一段と進む中、高齢者の活躍が期待されています。本稿ではこれに関連した政府やJAの取組みなどを概観します。 | |||
研究報告 | トーテミズム農業 [PDF 1.9MB] | 明治大学 野生の科学研究所 所長 中沢 新一 (川井 真) |
6P~19P |
農業が自然環境とのつながりを維持したまま、資本主義と共生・発展していくための試みである「トーテミズム農業」について考えます。 | |||
研究報告 | 家族経営体の経営リスク観の広がりとその背景 ―農業の基幹的制度の変更が経営マインドにもたらすもの― [PDF 2.6MB] |
山梨大学 教授 当研究所 客員研究員 渡辺 靖仁 (髙木 英彰) |
20P~45P |
当研究所が実施したアンケート調査によれば、近年稲作農家の認識する経営上のリスク範囲が拡大しているようです。本稿ではその理由・背景について考えます。 | |||
研究報告 | 日本における小農の成立過程と近世村落の共済機能 ―「自治村落論」における小農像批判― [PDF 1.8MB] |
東京大学大学院 農学生命科学研究科 講師 当研究所 客員研究員 戸石 七生 (髙木 英彰) |
46P~61P |
日本の小農の中世から近世にかけての成立過程について、村による小農に対しての経営保障機能の観点などから論じます。 | |||
研究報告 | 協同組合基本法によって設立された 協同組合の特性と政策的含意 [PDF 1.9MB] |
韓国韓神大学 教授 チャン・ヂョンイク(著) 李 相旭(訳) 東京大学大学院 農学生命科学研究科 教授 当研究所 客員研究員 松本 武祝(訳) (髙木 英彰) |
62P~80P |
2012年施行の韓国「協同組合基本法」のもとで設立された協同組合の実態について、同国政府による調査データを用いて概観するとともに、政策的含意についても検討します。 | |||
研究報告 | イタリアの社会的農業と精神保健 ―「配慮」と「成熟」― [PDF 3MB] |
濱田 健司 | 81P~101P |
イタリアの「社会的農業」について現地調査などをもとに概観した上で、我が国の農福連携の今後のあり方等についても検討します。 | |||
研究報告 | 相互会社・共済に関する規制・監督を 世界の保険監督官はどのように考えているか ―IAISが公表したMCCOsの規制・監督に関する適用文書から― [PDF 2.8MB] |
猪ノ口 勝徳 | 102P~115P |
保険監督者国際機構が17年に公表した相互会社・共済・地域社会組織への規制・監督に関する適用文書について紹介、考察します。 | |||
研究報告 | 自動車保険加入をめぐる利用者の特性分析 [PDF 2.3MB] | 大沼 八重子 | 116P~130P |
非対面型自動車保険の市場参入が利用者の意思決定に与えた影響について把握するため、アンケート結果をもとに利用者の特性分析を試みます。 | |||
研究報告 | 最近の格差拡大について [PDF 2.4MB] | 古金 義洋 | 131P~147P |
80年代以降世界的に観測されている所得格差の拡大について、その背景や格差を放置した場合の問題点などにつき考察します。 |
文責 調査研究部