研究員紹介

  • 共済・保険
  • 専門職

武田 俊裕Toshihiro Takeda

研究・業務紹介

 「協同組合の行う共済事業の理念とあり方」や、その重要な要素である「組合員の理解・参画」について、事業環境の変化や法制度の動向を踏まえ、今日的な視点で考察することを主な課題とするほか、建物共済に関する寄稿や保険・共済に関する裁判例に対する評釈を行っています。

当研究所機関誌掲載論文・レポート

論文(査読付)

  • 判例研究 破産宣告後に期限の到来した債務(満期返戻金)及び停止条件の成就した債務(解約返戻金)による相殺の可否[最高裁平成17.1.17第二小法廷判決](「損害保険研究68(4) (通号265) 」2007年2月 p.175~187)
  • 保険判例研究 政府の自動車損害賠償保障事業にかかる損害てん補基準の拘束力[東京地裁平成17.6.30判決](「損害保険研究 69(3) (通号268)」 2007年11月 p.259~267)
  • 保険・共済実務における個人情報漏洩防止の近時の動向(「保険学雑誌 (633) 」 2016年6月 p.149-167)

著作(共著)

  • 「農協における共済事業」(野口敬夫・曹斌編著『農業協同組合の組織・事業とその展開方向:多様化する農業経営への対応』筑波書房 2023年8月所収)
  • 「超過保険・一部保険」(甘利公人・山本哲生編『保険法の論点と展望』商事法務 2009年12月 所収)
  • 「協同組合共済をめぐる環境変化と対応」(勝野義孝先生古稀記念論文集編集委員会編『共済と保険の現在と未来: 勝野義孝先生古稀記念論文集』文眞堂 2019年2月 所収)