- 農業・農村・JA
- 調査研究部 研究員
大友 和佳子Wakako Otomo
研究・業務紹介
現代日本においては、環境・エネルギー・食料・人口バランスなどの点から持続可能性が緊急の課題となっています。また、グローバリゼーションが急速に進展し世界の不安定性が増す中、地域社会の在り方を問い直すローカライゼーションの流れも顕著です。私は、主にローカライゼーション(地域を主体とした動き)における「食と農」の在り方に焦点をあてて研究をしています。
具体的には、東日本大震災後の地域社会の変化、都市と農村の新しい関係を創る素材として農家レストラン(農村レストラン)を取り上げ、その実態や課題、今後の発展方向について研究を進めています。
当研究所機関誌掲載論文・レポート
- 島根県雲南市におけるソーシャルチャレンジバレー構想
-「子ども×若者×大人×企業」チャレンジによる持続可能なまちづくり- [PDF 516KB](「共済総研レポート No.183」 2022年10月) - 地方創生における人材育成プログラムの魅力ある展開
―宮城県気仙沼市にみる世代・分野をまたぐ多彩な試み― [PDF 470KB](「共済総研レポート No.181」 2022年6月) - 過疎地域における「ローカルベンチャー」誕生とその支援
―北海道厚真町の事例より― [PDF 2.5MB](「共済総研レポート No.177」 2021年10月) - 「移住者」を呼び込む地域づくり
-旧藤野町(神奈川県相模原市緑区)の事例から― [PDF 2.7MB](「共済総研レポート No.175」 2021年6月) - 地域における「若年移住者」の新しい取組みと支援に関する研究
―地域起業(ローカルベンチャー)と中間支援組織の視点から― [PDF 2.3MB](「共済総合研究 Vol.82」 2021年3月)
- 農家レストラン「花農場あわの」で提供する「農村の食」
―栃木県鹿沼市の事例より― [PDF 1.3MB](「共済総研レポート No.171」 2020年10月) - 農家レストラン「おがわ作小屋村」から見える地域づくりのヒント
―宮崎県西米良村からのレポート― [PDF 1.1MB](「共済総研レポート No.169」 2020年6月) - 農村再生における
「農家レストラン」の役割と発展方向への示唆
―山形県の農家レストランのメニューに着眼して― [PDF 2MB](「共済総合研究 Vol.80」 2020年3月) - 国立市における市民協働型農園
「くにたち はたけんぼ」の取組み
―市民と農業のつながりの創造― [PDF 1.4MB](「共済総研レポート No.165」 2019年10月) - 若年層の「移住者」の活躍から見える「次世代の豊かさ」
―宮城県気仙沼市唐桑町からのレポート― [PDF 1.7MB](「共済総研レポート No.163」 2019年6月) - 廃校を利用した都市農村交流複合施設「秋津野ガルテン」成功の要因
~和歌山県田辺市上秋津の事例から~ [PDF 5.9MB](「共済総研レポート No.161」 2019年2月) - 農協主導の直販・交流施設「木の花ガルテン」の役割と課題
~大分大山町農協の事例より~ [PDF 9.9MB](「共済総研レポート No.159」 2018年10月) - 農漁業家民宿「のんびり村」の軌跡
〜グリーンツーリズム継続のヒントを探る〜 [PDF 1.6MB] (「共済総研レポート No.154」 2017年12月) -
水産と観光の融合「ちょいのぞき気仙沼」の挑戦
〜東日本大震災後に見られる「内発性」の萌芽〜 [PDF 1.2MB] (「共済総研レポート No.152」 2017年8月) - 農村地域の展開方向への一考察〜農家レストラン「ふみえはらはん」の事例より〜 [PDF 882KB] (「共済総研レポート No.134」 2014年8月)