PR絵本を教委に贈呈 福島県あんぽ柿協

掲載日:
2017/09/12
発行元:
日本農業新聞

【ふくしま未来】JAふくしま未来やJA全農福島、あんぽ柿農家でつくる「がんぱっぺ!!あんぽ柿協議会」は9月上旬、伊達市内の児童によるあんぽ柿PR活動などを描いた絵本「カッキーとカッキーナのゆめ」を伊達市、国見町、桑折町の教育委員会に計313部贈った。

絵本は、旧伊達市立五十沢小学校児童の東日本大震災後のPR活動を題材にした。当時の同校校長、木村京子さんが自費制作した冊子を見た同協議会の宍戸里司会長が書籍化と増刷を希望。キリン絆グループの「復興応援キリン絆プロジェクト」の支援を受けて実現した。

伊達市役所梁川分庁舎での贈呈式には、宍戸会長やJAの萩原嘉昭伊達地区担当常務らが出席。宍戸会長は「多くの子どもがあんぽ柿に興味を持つきっかけになってほしい」、教育総務課の原好則課長は「絵本を活用し、あんぽ柿を子どもに伝えたい」と話した。