震災 月命日を前に交流 仮設住宅で料理講習 岩手・JAいわて花巻

掲載日:
2018/02/12
発行元:
日本農業新聞

【岩手・いわて花巻】東日本大震災の月命日を前に、JAいわて花巻遠野支店とJA女性部とおのよつば地域支部遠野地区は、遠野市にある仮設住宅、希望の郷「絆」サポートセンターで支援活動を展開、料理講習会を開いた。

JA生活福祉活動リーダーの菊池イヨ子さんが料理を実演し、調理や食事を通して交流を深めた。

JA職員や女性部、住民ら約30人が参加。郷土料理の焼き餅と郷土料理の「ごまぶかし」を作った。菊池さんが調理方法を実演し、参加着らは調理の手順やポイントを学んだ。昼食会では、女性部員が作ったかきたま汁や漬物と共に料理を味わった。

参加した伊藤定夫さん(66)は「遠野市の郷土料理を通じて交流を深めて学ぶのが毎年の楽しみ。一緒に料理を楽しむ素晴らしい企画はありがたい」と喜んだ。