農産物載せ何キロ? 「食興祭」盛り上げ JAいしのまき青年部復興班

掲載日:
2015/09/12
発行元:
日本農業新聞

 宮城県のJAいしのまき青年部復興班「百笑一喜復興プロジェクトみやぎ」は5日、「食興祭〜『食』is POWER!〜」を石巻市の西農業倉庫で開いた。新鮮な農産物や加工品などのブースが並び、約3000人の来場者でにぎわった。東日本大震災からの復興を目的に開いており、5年目を迎えた。

 県内外のJA青年部や管内の企業・団体が20のブースを設置。軽トラックの荷台に野菜を積み販売する軽トラ市では長ネギやナス、エダマメなどを提供し、人気を集めた。JA女性部フレミズ会は、焼き肉のたれや玉コンなどを販売した。

 野菜や米などをどっさり載せた一輪車の総重量を当てるクイズもあり、一番正解に近い重さを当てた人に、一輪車ごとプレゼントした。

 復興班の鈴木貴郎代表は「食の大切さを伝え、地域の活性化を目指したい」と意気込んでいた。(宮城・いしのまき)