ミニトマト「アンジェレ」出荷最盛 仙台市の農事組合法人

掲載日:
2015/08/26
発行元:
日本農業新聞

 【仙台】仙台市の農事組合法人せんだいあらはまが昨年から栽培を始めたミニトマト「アンジェレ」が、出荷ピークを迎えている。1日置きに100キロ以上を出荷する予定だ。

 同法人は、東日本大震災からの復興に向け、新たな産地化を目指している。パイプハウス3棟で栽培。7月上旬から出荷を始めた。JA全農みやぎとの契約栽培で全量出荷する。

 「アンジェレ」は、JA全農のオリジナルブランドで、シンジェンタジャパンが開発し、全農が独占供給する新品種だ。

 今年は、粒も大きく品質も良好。法人の佐藤善一代表は「順調に収穫できてうれしい。一層の収量増を目指したい」と意気込む。