被災地の営農拠点に JAいわて花巻大槌支店で開所式

掲載日:
2015/12/18
発行元:
日本農業新聞

 【いわて花巻】JAいわて花巻は14日、東日本大震災で被災して仮店舗で営業していた大槌支店を新築し、開所式を開いた。大槌町が建設した沿岸営農拠点センターと合わせて建築。来年1月オープン予定の産直「母ちゃんハウスだぁすこ沿岸店」や、農業研修室などと合わせ、被災地の営農の拠点と位置付ける。

 開所式には、JAや町関係者ら約40人が参加。神事を執り行い、テープカットで祝った。高橋専太郎組合長は「地域のよりどころとして組合員や住民に活用してもらいたい。沿岸地域の営農活動の復興拠点となれるよう、JAは地域とともに活動して発展させていく」と述べた。

 新店舗は、仮店舗営業をしていたJA東部地区営農センターに隣接。鉄骨造りで床面積172・34平方メートル。