農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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84(図)参加学生のイメージブに変化している学生ほど、長野の企業への就職意志を高めていたことになります。やりがいが有意だったということは、社長・社員との直接対話の効果があったエビデンスではないでしょうか。つまり、コミュニケーション教育としての信州エクスターンシップの効果があったのではないでしょうか。ただ一方で、自分の評判などを気にする学生の打算的な、少しミーハーな一面も見えたことが分かります。「やりがい」と「自分の評判」の2点がポジティブに変化すると、長野の企業に就職したいという意志が高まるということになります(図)。4.全体のまとめ全体のまとめとしては、社長の哲学・価値観に共鳴して、会社での仕事のやりがいに燃える熱情的な側面と、評判を気にする打算的で冷静

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