農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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79関分析をしました(表2)。相関係数が最も高かったのは、「単位が取れるから」と「就職に有利になると思ったから」で、相関係数は0・5。一番実利的な理由が上がりました。次いで「農業やJAに興味があったから」と「長野県に興味があったから」で、0・47でした。このように参加学生は、長野県と農業・JA両方に興味があり、かつ、回答数も多かったことから(図2)、受け入れ側としてはエクスターンシップ事業の募集そのものに貢献できたという意味で、入口効果があったのではないかと思います。6.取り組みの効果②2点目は、自由記述全般において、20名中14名(29件)に、JAの仕事に農家や組合員、地域との「つながり」や「思い」を感じたという趣旨の回答が見られたことです。(表2)信州エクスターンシップ参加理由の相関分析

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