農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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742.取り組みの背景とプログラム取り組みの背景としては、長野県に限らず、全国各地で人口が大きく減少しています。それに伴い、農家戸数も大きく減少しています(図1)。そうした中で、何か流れを止めるような取り組みができないかと考えました。もうひとつの背景としては、生まれも育ちも首都圏の学生の多くは、就職も首都圏の、特に会社員や公務員を希望しているだろうという現状があります。そこで、JAグループとしては、エクスターンシップの体験や経験を通して地方や農業、協同組合などに対する意識の変化を期待しました。就職は、エクスターンシップの本来の目的ではありませんが、受け入れ側としてはそうした点も期待しながら活動に参加しました。信州エクスターンシップでは、参加学生4名(図1)長野県の人口と農家戸数の推移

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