農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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65長野県若年層人材戦略研究会には12の地元企業と団体が参加しています。このうち7企業と3団体(長野県、長野市、JA長野中央会)が実際に学生を受け入れました。今日はJA長野中央会のシンクタンク・JA長野開発機構(一般社団法人長野県農協地域開発機構)から、坂知樹研究員にご出席いただいています。また、先ほどご講演いただいた高知大学地域協働学部の池田啓実先生にも引き続きご登壇いただきます。池田先生には、長野県若年層人材戦略研究会や、阪井先生がご所属の明治大学社会イノベーション・デザイン研究所に対し、インターンシップにかかる理論付け等でご支援をいただきました。成蹊大学の鈴木賞子先生は、日常的に学生と接する中で、最近の学生の行動や考え方をよく観察され、今回のプログラムづくりに際し多くのご助言をいただきました。信州エクスターンシップの初日には、参加学生に対し、マナー、企業に対するインタビューのテクニック、心構えなどを指導していただきました。明治大学社会イノベーション・デザイン研究所と当研究所は、長野と東京の橋渡しをしておりました。特に私たちは若手ということもあり、参加学生の皆さんと一緒に1週間滞在させていただき、学生に対する窓口、事前・事後調査などを担当しました。(次頁図1)2.職業教育分類の試案私どもが今回の信州エクスターンシップに関わったのは、2016年6月からです。本番の8月末から9月初めまで約3~4カ月の間、準備に奔走していました。「信州エクスターンシップとは何なのだろう?」と考えていた時、多数のキーワードが浮かんできました。これだけ多いとなかなか理解しがたいということで、私な

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