農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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55組織・地域における変革の新視座 ~協働型人材育成活用からのアプローチ~井秀夫副理事長のお言葉が、企業サイドの本気を醸成したのではないかと思いました。結果として、首都圏の学生にすればちょっと遠く、1週間という短さはありましたが、関係性密度はかなり高くなったのではないかと推測したわけです。(3)信州ES・合宿の効果参加学生のアンケートを見ると、「朝から夜中までみっちりのスケジュール。1週間以上続けたらおかしくなりそう」という学生の言葉が見られます。その反面で、「尊敬できる大人に会えたし、友達もできた」「不満は一切ない」「1週間が濃いと感じる。充実した日々を過ごすことができた」「大学生活を本気で走り抜くために役立てたい」「人生において大きな変化をもたらしてくれた」「1週間はどちらかというと長くて不安だったが、楽しい経験ばかり」「地(図12)信州ESの関係性密度(Rd)向上要素

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