農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
49/144

47組織・地域における変革の新視座 ~協働型人材育成活用からのアプローチ~たいという打診を地元の企業から頂戴していました。ただ、これまでの考え方だと作れないという話になってしまう。しかしよくよく見てみたら、長期のインターンシップは、長期に日々触れ合う中で信頼関係がものすごく醸成されていることに気づいたのです。信頼関係とは、関係者間の関係性密度のことです。モニタリングや、各種データの分析、学生のヒアリングをしてみると、関係性密度が非常に効いていることに気づきます。(12)「脱・常識」から派生したSBIそうであるならば、「インターンシップは、学生の学びのために受入先がボランティアで対応するもの」というこれまでの常識は本当にそうなのか。むしろ、実習先の関係性密度を高められたら、インターンシップ受入先の企業にも利得が発生するのではないか。(図7)第3の実習本気度構成要素;関係性密度

元のページ  ../index.html#49

このブックを見る