農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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27信州エクスターンシップの航跡計23問をインターンシップの前後で取って変化を見ました。37名の学生の回答を合わせ、満点を100として頻度分布を取っています。その結果、事前には20~100%の範囲の分布で、50~60%の自己効力感を持っている学生にピークがありました。それが事後には、50~60%のピークが高い値に移動し、30%未満の分布が消えました。つまり、全体として底上げされたうえ、70~80%に新しいピークが出てきているという結果が出ました(図8)。(図8)自己効力感の変化「信州エクスターンシップ」特性的自己効力感尺度(*6)(2016年8月28日集計, n=37)「信州エクスターンシップ」特性的自己効力感尺度(2016年9月2日集計, n=33)(*6)成田健一・下仲順子・中里克治・河合千恵子・佐藤眞一・長田由紀子(1995)「特性的自己効力感尺度の検討:生涯発達的利用の可能性を探る」『教育心理学研究』Vol.43.№3,306―314ページ。http://doi.org/10.5926/jjep1953.43.3_306 (2017年6月18日アクセス)

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