農山漁村地域の再生・活性化に向けた若年層の地方人材還流戦略
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117●質疑応答髙木:まだ若干お時間がありますので、会場の皆さまから何かご質問がございましたら、お願いいたします。―――学生自身が主体となって参画できる活動を広げてほしい参加者B:質問ではないのですが、私もちょっとワクワクしてきたので、一言だけ。本日ご参加の学生さん、とても素晴らしいと思います。彼が来て話してくれたことは、このプロジェクトが本気で本物だったという一つの証拠だと思います。本気で本物だったということは、非常に創造的であったということだと思います。大変なところを乗り越えていって創造的なことをやると、もう一度やりたくなるんですよね。また集まってみたいとか、別のところでやってみたいとか、そういう気持ちが現れていると思います。今後もこの活動が広がっていくと思いますし、いろいろなことを皆さんも考えておられると思いますが、やはり学生さん自身にこの活動に参画してもらうことが大切です。その第一歩は始まっていると思います。例えば今からでも間に合うならば、オリエンテーションの時に昨年参加した学生に来てもらい、一言でもいいから話してもらう。ビデオメッセージでもいいから、先輩たちの声を聞かせる。そういう人たちの数が1人ずつでも増えれば、だんだん学生が主体になっていくし、より本物になっていく道が開けてくるのではないかと思います。学生の主体性はすぐ伸びるものではありませんから、3年とか5年くらいの期間で少しずつ主体となるような場を与えていくことが大切で

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