縮小しながら発展する地域の創生
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83きました。20代の人たちがいったい何を考え何をしているのか、久しぶりに間近で見ましたが、やはり外に対する関心、好奇心は非常に旺盛です。ただ、表現力の部分、それをどう表現していいのかわからないというのが彼ら彼女らの正直な姿と思いました。一方、ラオスの首都ビエンチャンの大学生といろいろと話をしていくと、彼らは国内で超エリートですから、意識が非常に高く、それに触発されるところは非常に多かったと思います。今の日本の若い人も、おそらくそうした機会を与えられれば意識は急激に高まっていくだろうし、巾はばも広がっていくと思います。残念ながら、現実にはそうした機会がなかなかないのではないかと、そのときに感じました。また、2年ほど前に、10人ほどの20歳くらいの学生が「農業を勉強したい」ということでいろいろな大学から来て、私が先生となって何回内藤 邦男か勉強会をしました。そのときも彼らの意識は非常に高く、しかもボランティアをしながら、なおかつそれをビジネスにしたいという意欲が

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