縮小しながら発展する地域の創生

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35人口減少社会を希望に～グローバル化の先のローカル化～４．政策課題②　　都市と農村の　　「持続可能な相互依存」（１）主要先進諸国の食料自給率主要先進国の食料自給率の推移をみると、残念ながら、日本だけがずっと下がっています。アメリカ、フランスはもちろん、ドイツやイギリスなども自給率は上がる方向で推移しています（図６）。過去には、ヨーロッパの自給率はいったん下がっていった時代がありましたが、政策的な対応もあり、上昇してきています。そうした中、日本だけが低下傾向で、ある意味で一周遅れのような状況が続いている面があります。言い方を変えれば、戦後の日本社会は工業化社会に過剰適応していった面があったのではないかと思います。それが現在、多くの地出典：農林水産省資料より作成。（％）（年）