縮小しながら発展する地域の創生
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21人口減少社会を希望に~グローバル化の先のローカル化~線が直立するほど拡大・成長していた時代に、日本人は相当無理を重ねてきていたのではないか、ということです。例えば「過労死」など、さまざまな矛盾が今になって、表れてきている状況ではないかと思うのです。あるいは、いろいろと得てきたものも大きかった反面、その間に失ってきたものもあったのではないでしょうか。その意味で、現在のジェットコースターの突先の時代というのは、これまでの問題を超えて本当の意味での豊かさを考え、実現していくスタートラインの時期としても考えられるのではないかと思うわけです。(3)「幸福」指標とランキング関連して、最近、「幸福」というテーマが非常にクローズアップされています。「幸福度」の国際調査を2つお示しします。ミシガン大学が中心に調査を行っている出典:総務省「国勢調査報告」、同「人口推計年報」、同「平成12年及び17年国勢調査結果による補間補正人口」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口(平成18年12月推計)」、国土庁「日本列島における人口分布の長期時系列分析」(1974年)をもとに、国土交通省国土計画局作成。

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