縮小しながら発展する地域の創生
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8平成25年度のセミナー特集号の背表紙の裏に、次の言葉が記されています。「自然は寂しい しかし人の手が加わると暖かくなる その暖かなものを求めて歩いてみよう」(宮本常一(民俗学者))この言葉に立ち返る時、これまでの取組みが、農山漁村地域における住民の生活の安定と福祉の向上に寄与することを目的とする当研究所ならではの取組みであり、そして人の手が加わった暖かなものであるとの認識を持ちます。今後ともそこに価値を置いて、地域再生の実証研究に取り組んでいきたいと考えます。最後になりますが、ゲストの3名の皆様には、当セミナーの趣旨にご賛同いただき、大変お忙しい中、本セミナーに駆けつけていただきました。この場を借りて改めて心より感謝申し上げます。(一般社団法人 JA共済総合研究所 専務理事 塚谷 治次)

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