2025年の日本を俯瞰した調和的な社会経済モデルを探る
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94とがとても大事ではないかと思っています。そうすれば、よい社会をたぶん残せると思います。川井:早川先生、ありがとうございます。話の流れが今日のセミナーの求める方向に進んでくれています。お話を聞きながら西村先生にご用意いただいた「認知能力の年齢による変化」(図4)のグラフを見ていると、年齢がいっても捨てたものではないなと思います。確かに高齢化が進んだまち、あるいは地域であっても、自分たちがやれることを考えて仕事を割り振っていけば、いろいろとまだできることがある。かえって年齢の高い人の方が能力を発揮できるような仕事も、これから工夫していけばいくらでもありそうだという元気が湧いてくるグラフだと思いました。(図4)

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