2025年の日本を俯瞰した調和的な社会経済モデルを探る
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76ありがとうございます。私が今日お話を伺って感じたことを申し上げたいと思います。 「65歳になったら高齢者・リタイヤではない。社会参加や運動・食事が大切」というお話や、「65歳になっても、74歳までは働く」というお話がありましたが、それぞれのお歳でできることがあると思います。 6次産業化で1次、2次、3次といったときに、確かに「ものを作ればいい」というプロダクトアウトのような発想ではもう駄目で、おコメでも何でもいいのですが、生産した物をどう加工し、販売に乗せていくか。そのためにどのような連携をしていくのかが大切と思います。こうした取り組みが進んでいけば、西村先生がスライドにお書きになっていましたが、やはり法人化も要るだろうし、そのための出資も要るのではないかということで、その一助になるよう「農林漁業成長産業化ファンド((*(*」もできています。 私は、それぞれの年代の方たちのそれまでのいろいろな経験が活かせるようなお仕事が、1次、2次、3次の中にまだまだあるのではないかと思います。高齢者が社会に役立っていると感じながら働くことのできる場をつくっていくためにも、6次産業化は大事だと思っています。 あと、西村先生にひとつ補足をしていただきたいのは、スライドの中で「衛生面でも、以前よりずっと厳格な管理が求められる」というご町田 勝弘

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