2025年の日本を俯瞰した調和的な社会経済モデルを探る
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6710年後に目指す地域の形は老人社会だが安心して暮らせる社会 早川:最後になりますが、私たちが「10年後に目指す地域の形」(図2)は、先ほどから話が出ているように、元気な老人が虚弱な老人を支えるという、その一言に尽きます。ただ、やはり「贈与の精神」とでも申しましょうか、相手の人権を尊重し、「その人たちに手を差し伸べる」あるいは「自分たちのためにやる」という考え方が基本になっていけばいいのではないかと思っています。 それらを推進していく中で先進的な技術をいろいろ使って物事が進めば、世の中から少しは見向きもされ、若い人が移り住んでくるのではないかと期待しています。以上です。(図2)

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