自然と人間の協働による永続的な地域社会づくり
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34JA愛知東の管内は90%が山林地域で、高齢化率も高い農山村地だ。しかし、地域は自然の宝庫であり、その中で生き抜く知恵や技を持つ元気な高齢者がたくさん存在する。そうした昔からの農村の姿や暮らしを大事にしていくことが必要ではないだろうか。地域住民が求める願いは6つあると言われるが、立地の不満を除けば努力次第で叶えることは可能だ。その実現のため、JA愛知東は協同組合として「小さな組織、集まる組織」づくりの支援活動に取り組んでいる。現在、女性部を中心に様々な取り組みを実践しているが、その基本的スタンスは「農村と農業をどうやって自立支援していくか」にある。JA自らも自立の道を探りながら、「3つの幸せ運動」「3つのしんか(真価、進化、深化)」を目指し、少しずつ成長していければと考えている。個別報告2地域と共にJA愛知東が目指す相互扶助の土壌づくり~東三河の水と緑と食を活かすJAを目指して~講 演 要 旨愛知東農業協同組合 代表理事組合長河合 勝正

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