共済総合研究

当研究所研究員の調査・研究論文等を発表するための研究理論誌です。当研究所の研究領域に関係する学者・研究者からの寄稿論文も掲載しています。(年2回発行)

共済総合研究 Vol.73(2016.9)

共済総合研究 Vol.73(2016.9)

ジャンル タイトル 研究者(窓口) 掲載ページ
提言 社会の分断の危機と共済 [PDF 1MB] 理事長
内藤 邦男
2P~7P
相互扶助の理念に立ち、社会の安心・安定を支える生活基盤(ソフトインフラ)としてのJA共済の役割について考えます。
研究報告 長期経済停滞論と最近の金融情勢 [PDF 3.3MB] 古金 義洋 8P~33P
国内外の長期経済停滞の背景と、近年の金融政策(日銀の「異次元緩和」と「ヘリコプター・マネー」)の影響について検証します。
研究報告 最近の地域経済の動向
―賃金・生産性格差を中心に― [PDF 1.7MB]
木下 茂 34P~41P
近年の地域経済動向を改めて振り返るとともに、特に雇用と賃金の動向に焦点を当てて賃金低迷の背景分析を試みます。
研究報告 資産・負債の評価に用いる割引金利について
―保険料計算、責任準備金評価に用いる割引金利を含む― [PDF 1.4MB]
猪ノ口 勝徳 42P~59P
主な資産・負債の評価、保険契約の保険料計算・責任準備金評価に用いる割引金利について考察します。
研究報告 農山村地域の魅力とその要素に関する分析
―対馬市 佐須地域住民による地域への評価に基づいて― [PDF 2.5MB]
髙木 英彰 60P~75P
長崎県対馬市佐須地域住民に行ったアンケート調査結果をもとに、住環境評価や地域への愛着といった意識の傾向を明らかにします。
研究報告 北欧(エストニア、デンマーク)の医療ICTの現状と日本の医療ICTの今後 [PDF 2MB] 多摩大学 医療・介護ソリューション研究所 教授
当研究所 客員研究員
真野 俊樹
(川井 真)
76P~93P
医療ICTについてエストニアとデンマークの現状を報告し、今後日本でICT化をすすめるにあたっての留意点を整理します。
研究報告 いわゆる「脳脊髄液減少症」裁判例と「ブラッドパッチ」、「脳脊髄液漏出症画像判定基準・画像診断基準」の損害賠償実務の視点からの照査と検討
― 平成28年4月ブラッドパッチ保険適用を契機とした現状の課題― [PDF 2MB]
香川 栄一郎 94P~112P
「脳脊髄液漏出症」の治療法「ブラッドパッチ」が保険適用となりました。診断基準となる「厚労省画像基準」の経過を振り返り、裁判例をもとに損害賠償実務の視点から課題を検証します。

文責 調査研究部